(初出:Number1026号審判も認めた優れた“コミュ力”。)
「ポジティブな印象しかない。とてもリスペクトフルに振る舞ってくれるからだ。
日本には他者に対してしっかりと敬意を示す文化があることにも起因しているのかな。大げさなジェスチャーやしつこい文句を受けたことは一度もないよ」
ブンデスリーガ審判として豊富な経験があるマティアス・イェーレンベック(本文中写真)は、日本人選手全般の印象について、そう語る。では、長谷部誠に関しては? 微妙な判定に対し、大きなジェスチャーで猛然と抗議するシーンをことのほかよく見かけるし、本人も「ピッチ上で時々気持ちが入りすぎるときはあります。審判との熱いディスカッションは、もう少し減らさなきゃですね」と反省していたこともあるが……。
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