こんなに躍動感のあるテニスをする選手だったのか、と驚かされたのは5年ほど前のこと。本玉真唯はボールを打ちながら宙を舞っていた。'17年全豪オープンジュニア8強などすでに大舞台で活躍していたが、プロの下部ツアーで揉まれ、プレーがダイナミックになっていた。もっとも、当人は当時の空中浮遊ショットについて、「あんまりよくなかった」と否定的だ。
「ただ浮いちゃってるだけで。(昨年)6月からトレーニングをすごいやってるので、体幹もしっかりして、しっかり脚も蹴れて、あれだけ跳んでも体幹がぶれなくてしっかり打てている。今の方が強い球が打てていると思います」
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photograph by Hiromasa Mano