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《シニア1年目で世界選手権5位》友野一希はチャンスを確実に摑む男「流れの中で演技出来るように」＜レポート／2018年＞

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《シニア1年目で世界選手権5位》友野一希はチャンスを確実に摑む男「流れの中で演技出来るように」＜レポート／2018年＞

野口美惠

フィギュアスケート

2024/03/24

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（初出：Number PLUS FIGURE SKATING TRACE OF STARS 2017-2018友野一希　「チャンスを摑む男」）

　チャンスを確実に摑む男。それが友野一希だ。ここ3シーズン、補欠から大舞台への切符を手に入れ、ランクアップを遂げてきた。

　1度目のチャンスは、2016年3月の世界ジュニア選手権だった。ジュニア世代のエース・山本草太が骨折し、補欠出場。トリプルアクセルを成功させて15位となった。

「来季は自分の力でここに来たい」と誓うと、海外のトップジュニアと戦ったことでモチベーションに火が付き、オフに4回転サルコウを習得。'16年11月の全日本ジュニア選手権で優勝し、今季はシニアデビューを果たした。

　2度目のチャンスは村上大介の代役で出場した今季NHK杯。ショートでは着氷が乱れながらも4回転サルコウを降り、物怖じしない演技で自己ベストを更新、総合7位に入る。

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