2年ぶりの再戦はソフトバンク上沢、DeNA石田裕の両先発が好投。ソフトバンクが7回に先制も、8回に牧が同点弾を放って試合は延長戦に突入した。すると11回、庄子が左越えに適時二塁打を放ち、これが決勝点。DeNAは9回、10回のサヨナラ機を活かせず。(原題:[プロフェッショナル解説]権藤博「上沢続投」に見た小久保監督の胆力。)
初戦から見ごたえのある試合になった。公式戦を貯金42で優勝したソフトバンクと、リーグ3位ながらクライマックスシリーズ6勝無敗の勢いが本当の力になりつつあるDeNA。ポストシーズンを良い形で勝ちあがってきた者同士らしい戦いだった。
ソフトバンクの小久保監督と私の違いが出たのは7回だ。「私ならピッチャーを代える」という場面が何度かあった。まずは7回表。1点を先制した直後の1死三塁で先発投手の上沢に打順が回ってきた。監督なら誰でも代打か、続投かの決断を迫られる局面だが、小久保監督はそのまま上沢を打席に送った(結果は見逃し三振)。ようやく先制したばかりで追加点のチャンス。普通は代打だろう。ましてや上沢は6回まで無失点。日本シリーズ開幕という重圧がかかるなかで100点の投球をみせていた。
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photograph by Hideki Sugiyama
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