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アウトサイドヒッター、ディグ、パイプ攻撃…にわかファンには「?」の“バレーボール用語”をスッキリ解説!<W杯観戦のお供に>

2023/09/29
「バレーって専門用語が多すぎて……」。せっかく日本男子バレーが躍進しているのに、そんな嘆きがあちこちから聞こえてくる。新旧入り乱れる用語にモヤモヤする方も、これを読めばスッキリ。応援も楽しくなる!

ポジション

アウトサイドヒッター(OH)
レフトを中心に両サイドから攻撃し「ウイングスパイカー」ともいう。かつてレフトと呼ばれた花形ポジション。石川や高橋藍。

ミドルブロッカー(MB)
中央でブロックやクイック攻撃に参加。長身が多い。旧称センター。山内や小野寺。

オポジット(OP)
セッターの対角(opposite)に入るスパイカーで点取り屋。基本的にサーブレシーブに参加しない。旧称はライト。サウスポーが多く、西田や宮浦が担う。

リベロ(L)
守備専門の選手。どの後衛選手とも交代できるが、ミドルブロッカーとの交代が一般的。サーブ、アタック、ブロックに参加できない。1998年から国際ルールで採用され、他の選手と違う色のユニフォームを着る。山本智や小川。

攻撃

【サーブ】

サービスエース
サーブで得点を入れること。相手に触れずにコートに落ちる「ノータッチ・エース」はビッグサーバーの真骨頂。西田、宮浦、石川がノリノリになれば風向きは日本に。一気に流れを変えるキッカケにも。

ジャンプフローターサーブ
無回転の軌道で不規則に変化する。助走してジャンプすることで勢いがついて打点も高くなり、ブレながら落ちたりして球筋を予測しづらくレシーブが難しい。ミドルブロッカーの山内、小野寺が得意とする。

ハイブリッドサーブ
ジャンプフローターサーブとボールに回転をかけたジャンプサーブを打ち分けるサーブ。どんな回転か直前まで分からず戸惑わせる。関田が司令塔らしく巧みに操る。

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photograph by Takashi Koshii(Illustration)

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