たとえ、身体が万全であっても、高いレベルで「二刀流」を追い求めることは簡単ではない。しかも、故障明けであれば、尚更、一筋縄ではいかない。メジャー2年目。エンゼルス大谷翔平が、また新たな高いハードルに挑むことになった。
デビューイヤーとなった2018年、投手として100マイル(約161km)を超える速球を投げ、打者としても飛距離140m級の本塁打を放ち続けたことで、大谷はメジャー球界の常識を変えた。その代償かどうかはともかく、公式戦終了直後、「トミー・ジョン」と言われる右肘靱帯(じんたい)の移植手術を受けることになった。
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