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大谷翔平、リハビリは順調でも 開幕復帰が難しい理由。 ~アメリカのスポーツ医学にすら前例がない挑戦~

2019/02/15
1月26日に行なわれた新人賞の授賞式に出席した大谷。流暢な英語のスピーチとジョークに会場も盛り上がった。

 たとえ、身体が万全であっても、高いレベルで「二刀流」を追い求めることは簡単ではない。しかも、故障明けであれば、尚更、一筋縄ではいかない。メジャー2年目。エンゼルス大谷翔平が、また新たな高いハードルに挑むことになった。

 デビューイヤーとなった2018年、投手として100マイル(約161km)を超える速球を投げ、打者としても飛距離140m級の本塁打を放ち続けたことで、大谷はメジャー球界の常識を変えた。その代償かどうかはともかく、公式戦終了直後、「トミー・ジョン」と言われる右肘靱帯(じんたい)の移植手術を受けることになった。

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photograph by AFLO

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