1年目は1勝、2年目は2勝、そして3年目は3勝。一段ずつ階段を上がってきたサンウルブズ。スーパーラグビー(SR)4年目のシーズンは、矛盾した使命が課されている。W杯に向け、代表選手には実戦でゲームフィットネスをつけさせたいが、強化プロセスはサンウルブズの日程に縛られず、消耗度も抑えたい――。
始動を前に行われた会見で、トニー・ブラウンHCは「サンウルブズは代表強化のツールではない」と発言した。チームは代表の付属物ではない。単体でも勝利を目指す、言い訳はしないという意味だろう。だが今季は日本代表の主力を出せない試合が増える……かくして、ファンにはなじみのない選手が今季のサンウルブズには激増。うーむ、これは確かに代表強化のツールには見えない……。
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photograph by Nobuhiko Otomo