サッカーのワールドカップ、2018年は準々決勝に残ったのが欧州6カ国、南米2カ国という形だった。そして準決勝に残った4カ国はイングランド、フランス、ベルギー、クロアチアと、すべてが欧州勢となった。ワールドカップという大会にとっては、欧州以外からも勝ち残る国があったほうがよかったかも知れないが、過去の大会を振り返ると、準決勝がすべて欧州勢というのは、時折あったことだ。
中でも、欧州で開催されたワールドカップを振り返ってみると、欧州勢の活躍は、やはり目立っていた。過去に欧州で開催されたワールドカップは10大会あったが、その中でドイツ開催の2006年、スペイン開催の1982年、イングランド開催の1966年、イタリア開催の1934年の大会は、いずれも準決勝の4カ国はすべて欧州勢だった。
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