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甲子園よりメジャーを選んだ結城海斗、16歳の「将来設計」。~5年から6年で昇格! 常識を超える挑戦の結果は~

2018/07/29

 また新たなルートで、メジャーを目指す若者が現れた。大阪府出身の16歳、結城海斗投手が7月8日、ロイヤルズとマイナー契約を結び、記者会見を行った。身長188cmと恵まれた体格の結城は、最速144kmの速球を武器にする本格派。中学3年時にリトルシニアの日本選抜に選出された逸材で、全国の強豪高校から誘いを受けたものの、卒業後は米国留学を志し、準備を進めていた。

「初めは甲子園を目指していたんですけど、アメリカで野球をさせていただいた時に、甲子園よりもアメリカで野球をしたいという気持ちが強くなりました」

 幼い頃から同じ大阪・羽曳野市出身のダルビッシュ有に憧れ、その背中を追い続けてきた。昨夏、米国で同世代の選手と同じグラウンドに立ったことで、結城の意識に決定的な変化が起こった。

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