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千葉ジェッツの決算。~経費が少ないバスケチームにとって、この9億円の意味は大きい~

 Bリーグの千葉ジェッツが8月21日、今年の決算を公表した。毎年、6月の決算となっており、今回は昨年9月に開幕して今年5月に終わった、歴史的なBリーグ開幕1年目を含む決算となっている。チームの成績は東地区3位だった。そしてチャンピオンシップは準々決勝で栃木ブレックスに敗れたが、営業の面では、Bリーグでずば抜けた業績を上げたのである。売上高9億1611万6077円は、日本のバスケットボールでは史上最高の金額となった。この金額の意味と、売上高の内容を詳しく見ていきたい。

 そもそも1年前、2016年8月に公表された千葉ジェッツの売上高、6億177万2000円は、公表された時点では日本のバスケットボールチームとして史上最高の金額だった。これはNBLとして最後のシーズンとなった'15-'16年シーズンの収入が反映されたものだった。そこから、統一のプロリーグとなったBリーグの1年目、どれくらい売上高を伸ばすことができるか注目されていたわけだが、結果は、前年比で152%という成果だった。

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photograph by AFLO

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