バルセロナの2015年が慌ただしく幕を開けた。
ネイマール移籍に関する不正疑惑と、ロセイ前会長辞任、さらにはFIFAの補強禁止処分など昨今のバルサは波乱続き。「今年こそいい年にしたい」(イニエスタ)というのは皆の願いでもあった。
しかしバルサを巡るゴタゴタは年が明けても続いた。新年最初のソシエダ戦で敗れると、補強で失敗が続き批判を浴びていたSD、アンドニ・スビサレタが解任され、彼の下で働いていたカルレス・プジョルも辞任。バルトメウ会長は今夏に会長選を行なうと発表した。
一斉に報じられたルイス・エンリケとメッシの確執。
そして極めつきはメッシ騒動だ。
敗れたソシエダ戦で、ルイス・エンリケ監督はメッシをベンチに置いた。他の選手よりも長く休暇を取っていたからだが、それを受け入れられないメッシが不満をもらした、というものだ。メディアはすぐに両者を対立させる一面を作成した。
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photograph by AFLO