今年の世界陸上では、ウサイン・ボルトのフライング失格と室伏広治の金メダルが記憶に残るものとなったが、その一方で、若い力の台頭が目立った。男子400mでは18歳のキラニ・ジェームスが優勝、歴代5位の記録で三段跳びを制したクリスチャン・テイラーは21歳、そして800mで勝ったデビッド・ルディシャ、1万mで勝ったイブラハム・ジェイランは、ともに22歳だ(年齢は優勝当時)。
対照的に、一時代を築いた大物選手――女子棒高跳びのエレーナ・イシンバエワ、女子走り高跳びのブランカ・ブラシッチ、男子1万mのケネニサ・ベケレが、頂点に立てず、主役の座を明け渡した。
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photograph by Asami Enomoto