- #1
- #2
プロ野球PRESSBACK NUMBER
「自分なら絶対に呼ばない」工藤公康監督が“扱いづらい”山崎武司に電話オファーのナゾ…中日打撃コーチ就任ウラ側「15kgダイエットしました」
text by

間淳Jun Aida
photograph byJIJI PRESS
posted2026/11/08 06:01
中日の新監督に就任した工藤公康。打撃コーチに就任した山崎武司は愛工大名電の大先輩をどう見ているのか
山崎が一軍に定着していない頃から、オープン戦などで顔を合わせると気さくに声をかけてくれたという。
1996年に自身初となる最多本塁打のタイトルを獲った際には、お祝いの言葉とともにブルゾンをプレゼントされた。山崎は「どこまでいっても、名門校の先輩・後輩の関係は崩れません。今の若い選手たちには違和感があるのかもしれませんが、自分はそういう環境で育ってきました」と話す。
「監督のイエスマンではダメ」
山崎は11月7日で58歳となる。高校卒業から40年経っても、山崎の工藤に対する敬意は変わらない。ただ、高校の先輩・後輩から、チームの監督・コーチと立場が変われば、役割は違ってくる。
ADVERTISEMENT
「コーチングスタッフの中で、年齢的に自分が工藤さんの次になる可能性が高いです。高校の直属の後輩でもあるので、自分が一番怒られる役割になると思います。それでも、監督が嫌がることも言っていくつもりです。監督のイエスマンではダメ。意見を言えるコーチになります」
中日は今シーズン、2年ぶりの最下位に終わった。山崎が現役を退いた2013年以降、Aクラスに入ったのは3位だった2020年の一度しかない。チーム再建の道は険しいと山崎も自覚している。
「工藤さんはソフトバンクを指揮した7年間で5回も日本一になった名監督です。ただ、客観的に見たら、当時のソフトバンクは、今のドラゴンズより完成度の高いチームでした。ドラゴンズを復活させるのは甘くありません。しっかりと監督を支えていくつもりです」
15キロ減量…松井巨人への対抗心も
工藤が思い描くチームをつくりあげるには、コーチ陣の力も不可欠となる。
「健康のために15キロダイエットして、走っても息が上がらなくなりました」
第1回では松井秀喜新監督の巨人に対抗心を燃やすなど――山崎は、体も心も準備を整えている。本格的に戻る現場で、求められるのは工藤監督に従うだけの後輩ではない。時には先輩に意見をぶつけながら、ドラゴンズを再建する。その決意に迷いはない。
〈つづきは下の【関連リンク】へ〉

