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「『獲りたい』と言われてもスルーします」DeNA戦力外・藤浪晋太郎にNHK解説者が辛口評価…再起の条件は?「(今は)155キロの球質じゃない」
posted2026/11/07 11:00
DeNAから戦力外通告を受けた藤浪晋太郎投手。NHK解説者・武田一浩氏が語る「再起の条件」とは?
text by

遠藤修哉Naoya Endo
photograph by
JIJI PRESS
「使いどころが難しすぎる」藤浪への厳しい評価
DeNAは9月29日、藤浪らに2027年シーズンの契約を結ばない旨を通知したと発表した。阪神では入団から3年連続で2桁勝利を挙げ、2015年には14勝、221奪三振を記録。米球界を経て昨年7月にDeNAへ加入したが、今季の一軍登板は3試合にとどまり、0勝1敗、防御率6.30だった。
藤浪の持ち味である球速には、いまも大きな期待が寄せられる。だが、武田氏が問題視するのは、球速そのものよりも球質だ。
「彼の投球を見たけど、155キロは出るけど、155キロの球質じゃないんだよ。ただ投げてるだけの155キロ。制球の不安のせいか、やっぱりどこかで加減して投げている感じが拭えない」
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今季の一軍登板はすべて先発で、10回を投げて12奪三振を記録した一方、14四球を与えた。二軍では16試合に登板して5勝3敗、防御率3.11。66回3分の2を投げて64奪三振、26四球だった。
9イニング当たりの与四球率は、二軍の3.51に対して一軍では12.60。一軍での投球回はわずか10回とサンプルが少ないものの、二軍で一定の成績を残しながら、一軍では制球に苦しんだことが数字にも表れている。
武田氏は2025年7月のNumber Webインタビューでも、藤浪の投球フォームの問題を詳しく分析していた。投げる右手もグラブをはめた左手も体の幅の外に出ており、リリースポイントが安定せず、右打者への抜け球につながっているとの見立てだ。改善には左手の使い方や肩の回転を見直す必要があり、部分的な修正ではなく、フォームを根本から作り直すべきだと指摘していた。
「抜けるのが怖いと思って投げているのでは」
その後DeNAに加入した藤浪だが、今季も制球難を克服できなかった。武田氏は今回、技術面とは別の問題にも言及した。

