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「ペナントレースは“実質3位”巨人の狙いは『将来の中心選手』」「阪神指名の高校生は“藤川球児2世”!?」ドラフト全指名予想《巨人・ソフトバンク・阪神編》
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安倍昌彦Masahiko Abe
photograph byJIJI PRESS
posted2026/10/20 11:03
「将来の中心選手」になれる? 巨人の1位指名予想は平田玲翔(大分商高・188cm80kg)
今は(高橋)遥人が無敵みたいなピッチングしているし、大竹(耕太郎)君(7勝9敗・防御率2.74)や、リリーフで岩崎(優)君(50試合11セーブ19ホールド)が頑張ってくれているんで、あまり目立ちませんがね。
ガッツマンですよ、3人とも。そこが共通項かな。前田君、夏の甲子園で見られるかなと楽しみにしていたんですけどね、残念でした。あの勝負根性は、ぜひ大舞台で見たかったですね。
夏の予選前に練習試合で150キロ前後を投げた翌日のどしゃ降りの連投でも、雨のせいにしない、軟弱なマウンドのせいにもしない。バックがエラーを重ねても平然として、毅然たる態度で強豪に向かっていったピッチングには、胸を打たれましたね。
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スライダーと、チェンジアップですかね。鋭いタテの変化もあって、高校生ですけど、わりと早い時期に甲子園のマウンドに立てるかもしれない。「準・即戦力」みたいな能力と踏んでいるんです。
慶應(義塾大)の渡辺(和大)君は、その前田君よりもっと早く出て来てもおかしくない。彼のスライダーやチェンジアップもそりゃあえげつないですよ。リーグ戦でバッターの空振り見ていると、あれは「消えて」いますね。
ベース上でキュッと曲がって、地面に突き刺さっている。早慶戦とか、全国の舞台とか、大きいところで奮投できるのも、プロ向きですよ。
5位指名…センバツ準優勝投手は「社会人並みの投球」
5位になりましたけど、杉本(真滉)君のピッチングセンスはモノが違う。高校生なのに都市対抗の社会人みたいなピッチングが出来る。相手のバッターを見ながら、自分の能力と天秤にかけながら投げるボールを考えている。これ、あとから教えるのがすごく大変なんです。
3位の先頭のところで、福原(聖矢)君を指名した時、ちょっと沸きましたよね、会場。あれ、11年前の「坂本誠志郎(捕手)」の時のこと、思い出していました。あの時も「なんで2位なんですか」みたいなこと、ずいぶん言われました。今の彼を見ていただければ、それが「答え合わせ」ということですね。
確かに小柄ですけど、あの小さな体と頭脳の中にありとあらゆる野球カンと捕手としての知性がギュッと凝縮されている。そういう意味で、立派な「誠志郎2世」と評価しています。プロに入っておそらくどんな野球人と会話しても、退屈させることはないんじゃないですか。彼がどんなプロ野球選手になっていくのか。前例の非常に少ないタイプなんで、楽しみにしてる人、すごく多いと思いますよ。
