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「ペナントレースは“実質3位”巨人の狙いは『将来の中心選手』」「阪神指名の高校生は“藤川球児2世”!?」ドラフト全指名予想《巨人・ソフトバンク・阪神編》
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安倍昌彦Masahiko Abe
photograph byJIJI PRESS
posted2026/10/20 11:03
「将来の中心選手」になれる? 巨人の1位指名予想は平田玲翔(大分商高・188cm80kg)
今年のファームの成績は勝率6割以上で「中地区」の2位。表面上は決して悪くないんですが、じゃあ「選手個人として若手の成長株は?」っていわれると、又木(鉄平)君の9勝・防御率1.82ぐらいでしょうか。彼にしても、来年で満28歳ですから、世代でいえば「中堅」。本来なら、上でそれぐらいの結果を要求される立場ですね。
平田君だけじゃない。5位の田村(瑛輝)君や6位の田中(皐晴)君に対する期待は、順位以上のものがあると思ってほしいです。
田村君は、リリースのタイミングがあった時は、ゾクッとするようなストレート投げますよ。あれだけのサイズで、ちょっとスリークォーターっぽく投げるからなかなかない球筋で、これは打ちにくい。
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甲子園でもものすごい打球スピードの長打でアピールできたから、田中君のバッティングを覚えている方も多いと思いますけど、彼の本質はジャストミート力。率も残せて、長打も打てる。ウチでいえば、丸(佳浩・外野手)選手の若い頃みたい。投げても140キロ台ですから、スローイング能力も高い。田中君なら、すぐにファームのレギュラーで使ってもらえるんじゃないかな。
上位3人の社会人選手は今のジャイアンツの(一軍の)現状にマッチした即戦力としての指名です。
社会人選手はいずれも「都市対抗で活躍」
笹原(愛斗)君は「盗塁を刺せる捕手」というリクエストに応えた指名になりました。笹原君の場合は、心身も強靭な強肩捕手で、今年は好捕手が何人かいましたが、タイプとして今のウチにフィットしているのが彼ということです。
外野を固定したいというのもあって、中津(大和)君の快足・強肩、実戦力の高いバッティングは「1番センター」を期待しています。若い頃の秋山翔吾(当時西武、現広島)選手のようになれますよ。とにかく走攻守とも、実戦でコンスタントなんです。
樋口(新)君が4位まで残っているとは思わなかった。嬉しい大誤算でしたね。去年は都市対抗優勝の原動力になって、今年の都市対抗でもいい投げっぷりでしたよ。スライダーにチェンジアップ、変化球のコントロールがしっかりしているのも使える。
この社会人の3選手、3人とも都市対抗でキラッと光った選手たちなんですよ。都市対抗、つまり東京ドーム、つまりジャイアンツ。ウチに縁があるというか、彼ら自身も東京ドームで輝けた記憶があるはずだし、ジャイアンツになじみのいい選手たちではないでしょうか。
