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「強いとは思っていたが、ここまでとは」出雲駅伝で敗れたライバルたちは“圧勝”早稲田大をどう見た?「ただ、長い距離の駅伝になれば…」
posted2026/10/15 11:01
ノーミスのレース展開で出雲駅伝を制した早稲田大。ライバル大の監督・選手たちに早稲田の力をどう見たかを尋ねた
text by

佐藤俊Shun Sato
photograph by
Yuki Suenaga
学生三大駅伝の初戦・出雲駅伝は、早稲田大学が2時間05分56秒の大会記録で16年ぶりの優勝を果たした。
2位の国学院大に58秒差をつける圧勝劇だったが、戦前から各大学の監督や選手からは「早稲田大が強い」という声が溢れていた。
ただ、そうは言っても駅伝は何が起こるかわからない。トラブルやブレーキなど、短い区間のなかに不確定要素が隠れているものだ。
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だが、今回、早稲田大には何も起こらなかった。上半期のトラックシーズンの結果をそのまま駅伝の結果に結びつけた。持っている力を100%出すことほど難しいことはないのだが、早稲田大は出雲でそれをやってのけたのだ。
ライバルたちが実感した早稲田の強さ
3連覇を阻まれた国学院大の野中恒亨(4年)は、愕然とした表情でこう言った。
「完敗です。自分たちは全員100%を出して負けているので話にならないです。余裕で負けました。今回は、早稲田の強さを見せつけられただけなのかなと思います」
野中自身も4区で早稲田大の新妻遼己(1年)に敗れ、「ぜんぜんダメでした」と語るなど、敗戦の衝撃が伝わってきた。それほど早稲田は強かった。
他大学の監督や選手は、今回の早稲田大の強さをどう見ていたのだろうか。
「早稲田は、パーフェクトな駅伝をしたと思います」
7位だった駒澤大の藤田敦史監督は、少々諦め気味の表情でそう言った。
「1区は少し遅れましたが、2区の本田(桜二郎・1年)君が取り戻し、3区の鈴木(琉胤・2年)君が流れに乗せて、4区区間新、5区区間新、6区区間賞で逃げ切りですからね。特に3区から6区は、まったく動じず、本当に強かった。見事としか言いようがない。
もともと、このショートレンジの出雲駅伝では、よほどのブレーキがない限り早稲田だろうなっていうのは、どこの大学も思っていたと思うんです。今回はその通り、2区から6区までミスなくあれだけの走りをされたので、そりゃみんな厳しいですよ」


