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フィギュアスケートPRESSBACK NUMBER
「けんか別れはしていない」ママで復帰のイグナトワが女帝・エテリに“出戻り”の背景は…国際舞台に復帰するロシアフィギュアスケート界最新事情
text by

栗田智Satoshi Kurita
photograph byAFLO
posted2026/09/28 17:01
師弟関係が復活したエテリとイグナトワ
1度目は2020年5月、エフゲニー・プルシェンコが立ち上げたアカデミー「エンジェルズ・オブ・プルシェンコ」への電撃移籍だった。シニアデビューを果たしたものの、同じチーム内のライバルであったアンナ・シェルバコワとアリョーナ・コストルナヤの後塵を拝することが多く、自身の扱いに不満を抱いたからだった。
しかし、プルシェンコ指導体制でも思うような結果が出せず、わずか1年で契約を終了。結局、トゥトベリーゼの元に戻り五輪に臨んだが、前述の通り金メダルは獲れず、再びコーチを変更。当時CSKAモスクワにいたスベトラーナ・ソコロフスカヤの元へと移った。
確執取り沙汰も…“出戻り”が叶った背景
その後、モスクワ大学ジャーナリズム学部への入学、結婚・出産を経て、今年1月、競技に本格復帰することを決意。トゥトベリーゼかプルシェンコか最後まで悩んだというが、最終的に選んだのはトゥトベリーゼだった。最も長く指導を受け、お互いに気心が知れているというのが理由だった。
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コーチ間をこうも行ったり来たりすることに批判が起こりそうなところではあるが、イグナトワ本人の弁によれば「いずれのコーチとも関係は良好で、けんか別れはしていない」という。あるいは、2度の出戻りを快く受け入れているトゥトベリーゼの度量の広さをほめるべきなのかもしれない。
しかし、どうやら別の事情もありそうだ。
後編では、銀盤を彩ったロシアの女子フィギュアスケーターの現在を追う。 〈つづく〉
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