- #1
- #2
ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
「誤解を恐れず言えば、結果にはこだわっていない」移籍→手術→育成→勝ちパターンに復活…DeNA浜地真澄の意外な境地「僕のなかでは180度変わった」
text by

石塚隆Takashi Ishizuka
photograph byKYODO
posted2026/09/21 11:02
現役ドラフトで昨季移籍から肘の手術、育成契約を経てようやく、実力を発揮している浜地。何が変わったのだろうか?
手術をし、経過を見る日々。午前中からDOCK(ファーム施設)に行き、治療とリハビリを行い、帰宅することの繰り返し。やれることも限られている刺激の少ない単調な時間を過ごしているとき、浜地の気持ちを前向きにさせる出来事があった。
異国に旅して感じたこと
それは異国の空気を体いっぱいに浴びることだった。以前に本コラムで書いたが、今季ブレイクした深沢鳳介が2024年にトミー・ジョン手術をしたあと、球団からリフレッシュタイムを与えられオーストラリアに渡り時間を有効に使っている。浜地もまたリフレッシュタイムを勧められ、旅の人となった。
行先はニューヨーク。1週間の予定で、ひとり“ビッグアップル”を満喫した。主に足を運んだのはヤンキースの本拠地であるヤンキースタジアム、そしてメッツのシティ・フィールドだ。その理由を浜地は次のように語る。
ADVERTISEMENT
「メジャーリーグを見てみたいという夢が昔からあったんですけど、基本、現役中は行けないじゃないですか。今回、機会を頂いたので、じゃあ行ってみようって」
日本とはいささか趣が異なるメジャーのスタジアムはどうだったのだろうか。
「すごく、よかったですよ。あの空間に身を置けたのは、すごく刺激になったし、いい経験になりました。またひとりで渡米したこともあって、英語で生活をしたり、日本にいるときは単調な日々だったので、そういう意味でもいい期間になりましたね」
千賀滉大との再会
また現地では、オフに自主トレをともにするメッツの千賀滉大とも再会をした。
「そのとき千賀さんはマイナーにいたので、投げる姿は観られなかったのですが、会っていろいろお話はしました。えっ、なにを話したか? いや、野球の話はほとんどしなかったと思いますね」
ケガをし、手術を経て、思い通りにいかない現実を胸に抱えた傷心旅行。異国の地で心はほぐれ、信頼している知人と会い、地面ばかり見ていた顔が、少しずつ上がっていく。そんなリフレッシュタイムを経て、浜地は復活への道を歩んでいくことになる。
〈全2回の1回目/つづきを読む〉
この連載が本になりました!『ハマ街ダイアリー 2018-2026 ベイスターズ45人「本音」の記録』が9月28日発売予定!(書影をクリックするとAmazonにジャンプします)
【お知らせ】
『ハマ街ダイアリー 2018-2026 ベイスターズ45人「本音」の記録』の刊行を記念して、発売日の9月28日15:00〜、ベイスターズOBの三上朋也さんと著者の石塚隆さんのトークショー&サイン会(参加無料)が、横浜スタジアム横の「THE LIVE Supported by 大和地所」で開催決定! 詳しくはこちらをご覧ください。


