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ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
「誤解を恐れず言えば、結果にはこだわっていない」移籍→手術→育成→勝ちパターンに復活…DeNA浜地真澄の意外な境地「僕のなかでは180度変わった」
text by

石塚隆Takashi Ishizuka
photograph byKYODO
posted2026/09/21 11:02
現役ドラフトで昨季移籍から肘の手術、育成契約を経てようやく、実力を発揮している浜地。何が変わったのだろうか?
阪神時代の2022年、浜地は52試合に登板し、防御率1.14と絶対的なリリーフとしてキャリアハイをマークしたが、その後2シーズン、思うような投球ができず低迷した。そして2024年の現役ドラフトでDeNAに移籍をしている。
新天地で再起を誓ったものの、1年目の昨季は一軍での登板は開幕当初の3試合のみ。そして7月に右肘クリーニング手術と肘頭固定術を受けている。
果たして昨年のあの時期、浜地の身になにが起こっていたのだろうか。遠い日の景色を見るような表情で、浜地は当時のことを教えてくれた。
期待に応えられず離脱した申し訳なさ
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「ベイスターズに入団したときのメディカルチェックで、右肘に疲労骨折の所見があると言われたんです。当時、痛みはなかったのですが、ちょっとずつ痛くなっていって、正直キャンプのときぐらいに『まずいな』と感じていました。ただ、ものすごくチームからは期待されていましたし、僕自身やれると思って頑張っていたのですが……」
一軍では登板3試合で防御率6.00。期待に応えられぬまま4月20日に登録抹消されると、リハビリと並行してファームでマウンドに立ったが、症状が改善することはなかった。
「あのときはリハビリをやりながら週1回投げられるといった感じでしたね。でもブルペンで作る段階から肘に激痛が走って、神経をすり減らしながら投げるといった感じでした……。(リリーフとして)これじゃ意味ないなと思いましたし、先も見えない状況で、このままよくなる感覚もない。自分の体は、自分が一番よくわかっています。そこで球団やトレーナー、医師と相談をして、保存治療では限界だということで手術に踏み切りました」
手術は、言うまでもなく長期離脱を意味する。移籍してきて1年目、浜地は自責の念に駆られた。
「移籍するタイミングで、ベイスターズの長谷川(竜也・編成)部長からご連絡をいただき、そこで熱い言葉を掛けてくださり、消えかけていた心の火を再び灯してくれたのにもかかわらず、それに報いることができない。本当、球団には申し訳ないという気持ちが一番でしたね……」
悔しさをにじませ浜地はつぶやいた。

