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ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
「ここは、自分しかいない」劣勢の中継ぎという厳しい仕事を担当するDeNA若松尚輝の“準備の心得”「気持ちを入れつつ、抜くところは抜いて」
posted2026/09/07 11:03
先発が崩れた試合の中継ぎという難しい職場で奮闘する2年目、若松尚輝。心と体の「準備術」を聞いた
text by

石塚隆Takashi Ishizuka
photograph by
KYODO
シーズン終盤、Aクラス確保をめざすDeNAで、地道な役目を果たしつづけている2年目の若松尚輝。独立リーグから這い上がってきた苦労人が、厳しい仕事について語った。〈NumberWebインタビュー全2回の1回目〉
俺がやらなければ、誰がやる——。
今シーズンの横浜DeNAベイスターズにあって、先発投手が序盤で崩れたとき、それを引き受けロングリリーフを務めているのが、2年目の若松尚輝だ。
決して目立つわけではない地道な仕事。しかし誰かが務めなければならない重要な役割であることは間違いない。劣勢のなか、必死にマウンドで投げつづけている若松は、今季ここまでを振り返る。
ここは自分しかない、と気持ちを入れて
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「おっしゃる通り、自分の役割は勝ちパターンなどの目立つところではありませんが、逆に先発が崩れたときは『自分しかない』と気持ちを入れてマウンドに立っています。やりがいも感じていますし、ここまでは仕事を果たせているのではないかと思っています」
若松は力強く、しかし冷静な様子でそう言った。真っすぐな目で「自分しかない」と語るその姿に、ひとりの投手としての矜持が感じられた。
非常に難しい立場だ。準備のタイミングもしかり、まだブルペンでの序列も高くないので登板間隔が空くことも多い。また、いわゆる“中ロング”だけではなく、若松の場合、回またぎや火消しなども任されている。
現状「なにが一番難しいですか?」と尋ねると、若松は「やはり気持ちの入れ方ですね」と答えた。

