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王国ブラジル代表“2つの弱点”「カゼミーロ34歳の敏捷性」「特に右だ」“ブラジル在住”三都主アレサンドロがズバリ「日本ユニを着て応援するよ」
posted2026/06/29 11:51
ブラジル代表の中盤と言えばカゼミーロ。ただ三都主アレサンドロは34歳となった彼の敏捷性について指摘する
text by

沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph by
Catherine Ivill-AMA/Getty Images
スウェーデン戦はパッとしなかった
2002年と2006年のW杯に出場し、現在はブラジルでプロクラブのCEOを務め、選手育成クラブも運営する元日本代表MF三都主アレサンドロ(48歳)に、日本の北中米W杯スウェーデン戦の評価とラウンド32で対戦するブラジル戦の展望を聞いた。
――試合前、日本の相当数のメディアはラウンド32を見据えて先発メンバーの大幅な変更を予想していた。しかし、森保一監督はチュニジア戦から3選手を入れ替えただけ。右CB冨安健洋の代わりに瀬古歩夢を入れ、堂安律を右ウイングバックから右シャドーへ上げて右シャドーだった伊東純也の代わりに菅原由勢を入れ、左シャドーだった鎌田大地をボランチへ戻して佐野海舟を外し、左シャドーには前田大然を起用した。
「それまでの2試合でフル出場していた佐野と故障上がりの冨安を次の試合へ温存すると同時に、伊東を後半の勝負所で投入するジョーカーにしたのだと思う」
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――スウェーデン戦の全般的な感想は?
「うーん、率直に言って、パッとしない試合だったね。オランダ戦、チュニジア戦は組織的なプレーができていたんだけど、この試合では日本の良さをあまり発揮できなかった」
――それはなぜだと思いますか。
「ひとつには、チュニジア戦までにすでに勝ち点4をあげてGS突破をほぼ確実にしていたから。最終節の結果によってラウンド32の対戦相手が変わるわけだけど、『この試合にどうしても勝たないと敗退する』という切羽詰まった状況ではなかった」
失点シーンはちょっと甘かったかな
――試合開始からわずか7分間で、オランダがチュニジアから2点を奪った。この状況であれば、日本はスウェーデンから3点以上取らなければGSを首位で勝ち上がることができない。首位突破がかなり困難になった。
「日本は、引き分けでもグループ2位になれる。一方、スウェーデンも引き分けて勝ち点1を取ればGS突破がほぼ間違いない。このような状況で、前半はお互いに慎重な試合運びをして0-0で終えた」
――チュニジアが後半9分に1点を返し、スタンドの日本人ファンが沸いた。そして、その2分後、日本が右サイドを崩し、綺麗にパスをつないで先制点を奪った。

