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「英紙はワースト選定? センスないな」W杯ユニフォーム“ベスト10”発表…割れた“カニカマ風デザイン”の評価も「これはユニフォームではない」
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谷川良介Ryosuke Tanikawa
photograph byGetty Images
posted2026/06/26 17:02
英紙は酷評したパラグアイの「カニカマ風」ユニフォーム。イケてるユニ、ベスト10発表
「いわゆる『アディダス』の良さがちゃんとデザインに落とし込まれていて最高。Vネックの感じ、あとはなんと言ってもこのロゴ。アディダスはトレフォイルロゴ(三つ葉)があるだけでファッション性がグッと高まる。緑と赤の組み合わせは古着屋でもよく見かけるんだけど、ちゃんと存在感がある一枚になっているのがすごくいい。デニムを合わせて、メキシコっぽい華奢なアクセサリーで差をつけたい気分」
割れた評価…「カニカマ風ユニ」
【5位】 パラグアイ Home(Puma)
南ア大会の苦い記憶が蘇る“赤のストライプ”。伝統的なデザインを再構築し、パラグアイ特有のティエラ・コロラダ(赤い土)を思わせる質感のある斑点模様のグラフィックを採用した。英紙ではワースト選定、「カニカマみたい」と酷評されたが……。
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「ここ最近、ストライプのシャツやパンツを扱うブランドや古着屋が増えているんだけど、そんなムードにピッタリ。これまでのパラグアイのユニフォームにはあまりデザイン性を感じなかったけど、今回のクレヨン調の質感あるラインがカジュアルダウンしていて普段使いに良さそう。何がカニカマだよ! あと秀逸なのが、協会ロゴがワッペンとして機能している点。白・赤・青だけじゃなく中央の星が黄色なのも抜群にハマっていて、“変えられないロゴ”をうまく昇華している」
「これはユニフォームではない」
【4位】 ベルギー Away(adidas)
「赤い悪魔」という異名を持つベルギー。炎をモチーフとしたHomeから一転、Awayは多分にアートの要素が含まれたデザインに仕上がった。ベルギー出身の世界的画家「ルネ・マグリット」のオマージュで、作品にも登場する青リンゴがモチーフになっている。シャツの内側には、マグリットが代表作『イメージの裏切り』に記した「これはパイプではない」ならぬ「これはユニフォームではない」の文字が記されている。
「流行っているペールトーンがかわいい一枚。ピンクはピッチ(緑)との視認性がいいし、トーンをそろえたブルーとよく合ってる。勝ち進んで話題になったら爆売れしそう。色味も柄もインパクトあるけど、黒のリブでちゃんと締めてるからコーディネートがいろいろ浮かぶ。過去にベルギーは漫画のキャラクターをモチーフにしたりと、制作のプロセスが面白いね」
では気になるベスト3は?
〈つづく〉
【プロフィール】甲斐修平 Shuhei Kai
スタイリスト、ヴィジュアルディレクター。広告やアーティスト作品を中心に活躍し、俳優やアスリートのスタイリングも担う「調子乗り世代」の敏腕スタイリスト。古着をこよなく愛し、独自の審美眼でマイナーな一枚を探し当ててはファッションに昇華してきたユニフォームマニアでもある。高校時代はサッカー部に所属。「遠藤航は同郷の星」



