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なぜ巨人だった? 小笠原慎之介の日本復帰「巨人だけが示した“積極性”の正体」と古巣・中日が手を挙げなかった「合理的な理由」米球界のビジネス事情

posted2026/06/22 06:02

 
なぜ巨人だった? 小笠原慎之介の日本復帰「巨人だけが示した“積極性”の正体」と古巣・中日が手を挙げなかった「合理的な理由」米球界のビジネス事情<Number Web> photograph by JIJI PRESS

巨人に移籍した小笠原

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山田結軌

山田結軌Yuki Yamada

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 元中日で、MLBナショナルズの小笠原慎之介投手(28歳)がシーズン途中で巨人に加入した。米球界2年目の挑戦を切り上げ、日本球界復帰を選んだ決断の裏側とは。帰国直前までその試行錯誤を間近で取材し続けてきたMLB担当の山田結軌記者が解説する。〈全2回の後編/前編も公開中です〉

◆◆◆

 小笠原慎之介はいかにして日本球界への復帰を決意したのか。

 今年3月、メジャーキャンプへの招待選手から、マイナーキャンプへ降格。この時点では、メジャー昇格への希望は強く抱いていた。メジャー40人枠を外れたマイナー契約から、その道の険しさを理解しながらも、2026年は米球界で戦い抜くつもりだった。しかし……。開幕での配属は3Aではなく、2A。メジャーの舞台で投げる可能性が、遠のいたように感じた。

受け入れるしかなかった2Aでの現状

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「基本的には(3Aに)先発の枠がないから2Aに落ちてくれ、っていうことだけだった」

 通訳を挟む首脳陣とのやり取り。球団幹部が伝えた細やかなニュアンスや意図までは理解できず、受け入れるしかなかった。

 3Aでは小笠原より優先して起用したい若手がいるから、投げるスポットはない。そう捉えざるを得なかった。そして実際、小笠原がメジャーで負傷者などにより欠員が生じた場合に昇格候補として上位にリストアップされていたかといえば、そうではなかった。

【次ページ】 「僕はそんな扱いなんだな、と…」

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