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メジャーリーグPRESSBACK NUMBER
〈巨人入り〉小笠原慎之介が帰国直前に明かしていた胸の内…米球界挑戦を1年半で断念&日本復帰の裏側「ナショナルズで起きていたある“異変”」
posted2026/06/22 06:01
米球界に挑んだ1年半は試行錯誤の連続だった
text by

山田結軌Yuki Yamada
photograph by
Yuki Yamada
元中日で、MLBナショナルズの小笠原慎之介投手(28歳)がシーズン途中で巨人に加入した。米球界2年目の挑戦を切り上げ、日本球界復帰を選んだ決断の裏側とは。帰国直前までその試行錯誤を間近で取材し続けてきたMLB担当の山田結軌記者が解説する。〈全2回の前編/後編を読む〉
◆◆◆
小笠原慎之介が、米球界2年目を途中で切り上げ、日本球界に戻る決断を下した。今季はマイナー契約でスタート。主に2Aハリスバーグで投げていた。左腕は、マイナーでどんな思いを抱えながらマウンドに上がっていたのか。そして、メジャーを目指しながらも、日本復帰を決めた経緯とは――。
アメリカで最後の登板後に話していたこと
2Aのマウンドで投げる小笠原は少し退屈そうにみえた。もちろん、好結果を出すために投げている。ただ、投げている姿は余裕を感じさせた。楽々と投げているようにさえ、思えた。
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「87マイル(約140km)でも抑えられるんですよ」
結果的に小笠原のアメリカでの最終登板となった6月4日、米ペンシルベニア州ハリスバーグでのヤンキース傘下2Aサマセット戦。2Aで8度目の先発に臨み、6回2/3で81球を投げ、3安打1失点、1四球、5三振と好投した。チームは延長10回、タイブレークでサヨナラ勝利したが、小笠原に白星はつかなかった。2Aでの通算成績は2勝1敗、防御率2.15だった。
「自分のやりたいことはやれている。コントロールでどう抑えられるかというスタイルもここではできる。自分のスキルを、今はひたすら磨いている状態です」

