テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER

「ムラカミはアメージングだ」白ジャケットにジーンズ姿の村上宗隆、山本由伸は黒タキシードで…“左ひざ異変”大谷翔平が辞退も見聞きした球宴ウラ話

posted2026/08/04 17:11

 
「ムラカミはアメージングだ」白ジャケットにジーンズ姿の村上宗隆、山本由伸は黒タキシードで…“左ひざ異変”大谷翔平が辞退も見聞きした球宴ウラ話<Number Web> photograph by Rob Tringali/Getty Images

大谷翔平が不在となったオールスターだが、山本由伸と村上宗隆について様々な視点で見聞きできた

text by

柳原直之(スポーツニッポン)

柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara

PROFILE

photograph by

Rob Tringali/Getty Images

2026年のメジャーリーグオールスター、大谷翔平はコンディション面での懸念で参加辞退となったが、日本人選手では山本由伸と村上宗隆が参加した。その様子を現地取材した裏話とは。〈NumberWebレポート/随時配信〉

“当たり前にいる大谷”がいなかった2026年球宴

 MLBオールスター戦の舞台、フィラデルフィアのシチズンズ・バンク・パークへ着くと、球場外壁にはドジャースの大谷翔平、ヤンキースのアーロン・ジャッジらスター選手の巨大なバナーが並んでいた。球場内のチームストアには球宴仕様のユニホームやTシャツがずらりと並ぶ。背番号17を着たファンも少なくない。左膝炎症のため球宴を辞退した大谷本人は、この街にいない。それでも、「ショウヘイ」の姿は球場のあちこちに残っていた。

 7月13日朝。フィラデルフィアへ着いた。前夜はロサンゼルスでドジャース―ダイヤモンドバックス戦を取材していた。試合後に原稿を書き終え、急いで空港へ向かう。レッドアイ(深夜便)でロサンゼルスを発ち、ホテルで横になれたのは約1時間。そのまま球場へ向かった。

 午後2時から両リーグ監督、先発投手の合同会見。その後はスタメン発表、全体練習、本塁打競争。球宴前日は毎年慌ただしい。スタメンが発表された。ナ・リーグのDH欄に、大谷翔平の名前はなかった。もちろん分かっていたことだ。それでも、「OHTANI」の文字がないスタメンボードを見ると、「ああ、本当にいないんだ」と少しだけ不思議な気持ちになった。

ADVERTISEMENT

 2021年に投打同時出場で球宴デビューして以来、現地で取材した球宴では毎年、大谷がそこにいた。打撃練習では大谷のケージの周りに人だかりができる。囲み取材では、質問が途切れない。そんな光景が当たり前になっていた。今年は、その姿がない。

「翔平さんが…なかなかないこと」「体を大事に」

 全体練習前には恒例のメディア対応が行われた。選手や監督に一通り話を聞く中で、大谷についても質問した。

【次ページ】 本塁打競争…ムラカミはアメージングだよ

1 2 3 NEXT
#山本由伸
#村上宗隆
#大谷翔平
#ロサンゼルス・ドジャース
#シカゴ・ホワイトソックス

MLBの前後の記事

ページトップ