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「しんどいけど…ここで終わらないぞ、と」男子バレー“42歳レジェンド”が、アルバイトをしながら競技を続ける今…石島雄介が語る“異色のキャリア”

posted2026/06/12 11:00

 
「しんどいけど…ここで終わらないぞ、と」男子バレー“42歳レジェンド”が、アルバイトをしながら競技を続ける今…石島雄介が語る“異色のキャリア”<Number Web> photograph by Takahisa Hirano

2021年の東京五輪代表決定戦でプレーする石島雄介

text by

吉田亜衣

吉田亜衣Ai Yoshida

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photograph by

Takahisa Hirano

愛称“ゴッツ”。42歳になった現在もビーチバレーの世界で戦い続け、今年のアジア大会日本代表内定を決めた石島雄介。今明かされるビーチ転向と、唯一無二のキャリア秘話。《NumberWebインタビュー全3回の初回/第2回第3回に続く》

◆◆◆

 インドアバレーとビーチバレー、両方のオリンピックに出場している現役選手が、日本にただ一人いる。今年1月に42歳を迎えた石島雄介だ。

 石島は2008年、16年ぶりに男子バレーボール日本代表が五輪出場権を獲得した立役者の一人である。背中に書かれた『GOTTSU』という愛称を世に知らしめた。そして2017年にはビーチバレーへ転向。日本最高峰のブロッカーとしてすぐに頭角を現し、目標であった東京五輪出場を果たした。そして2024年12月、8年間在籍したトヨタ自動車ビーチバレーボール部を退団した。

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「これまでありがたいことに雇用契約をさせていただいて競技を続けてきました。次世代に向けて何かを残したいと頭で思っていながらも、チームではそういう活動に取り組んできても個人的には行動できず、自分の中でモヤモヤしていた部分もありました。同時に、トヨタを辞めた後も選手としてもまだまだやれる、という想いもありました。ただ、家族がいますからヘラヘラしていられない。この先、何か仕事をしていくのか、それとも自分がやりたかったことをカタチにするのか。どうしていくべきか考えました」

「1年間だけ、時間がほしい」家族に話した日

 石島は「自分がやりたかったこと」を実現するため、家族に「1年間だけ、時間がほしい」と頭を下げた。

「1年間、もがきながらやってみて、できなかったらやめようと決めていたんです」

 そういう経緯でカタチにしたのが、現在石島の所属先としても明記されている「ゴッツfamilyクラブ」だ。

【次ページ】 短時間のアルバイトをしながら、競技を続ける現在

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