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「しっかり話すべきかもしれません」金子誠ヘッドコーチがあえて語る「侍ジャパンWBC敗退の真実」近藤→佐藤輝「決断の瞬間」誠也故障でベンチは…
posted2026/06/09 11:40
今年3月のWBCで日本代表は準々決勝でベネズエラ代表に逆転負けを喫した
text by

佐藤春佳Haruka Sato
photograph by
Getty Images
◆◆◆
激闘から3カ月。ドジャース・大谷翔平選手ら8人のメジャーリーガーを擁した最強チームのヘッドコーチとして戦った金子誠氏は現在、プロ野球の解説や野球教室の仕事をしながら、少しだけ羽を休めている。
金子氏(以下、敬称略) WBCの時のコーチは皆それぞれ球団に戻ったりして忙しくしていますが、僕は準々決勝で敗れたあそこで時間が止まっているところがありますね。
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――チーム解散後に井端(弘和)監督やコーチ同士で集まったり、WBCを総括する機会はなかったのですか?
金子 特になかったです。僕は日本に戻ってきた直後から1週間くらい体調を崩して動けなくなってしまって……。
――燃え尽きてしまった?
金子 原因は分からないですけれど……。でもWBCのことはあれから誰ともじっくり話してはいないです。
――ではぜひ、敗れたベネズエラ戦からじっくりと……。
金子 日本代表の今後に繋げていくためにも、しっかりと話すべきかもしれませんね。
決戦を前に立てていた「戦略」
東京ドームで行われた1次ラウンドで、日本は台湾、韓国、チェコ、オーストラリアに全勝し、グループCを首位通過した。準々決勝の対戦国が決まったのは、マイアミ入りした現地時間3月11日夜のこと。グループDの最終戦でドミニカ共和国に敗れたベネズエラが、ベスト8で侍ジャパンに立ちはだかった。
――ドミニカ対ベネズエラは首脳陣も選手たちも見ていたかと思います。1次ラウンドの試合とは全く違うパワーやスピード感に驚いたのではないですか?
金子 日本で戦った4試合とは全く違うな、というのは感じました。出てくる選手はみんな身体能力が高く見えるし、試合がどんどん進んでいく。球場全体の時間の流れが全く別物に思えました。よく言われていたピッチクロック、ピッチコム、牽制回数以外にも色々な細かいルールがあるのですが、日本で試合をした4チームはほぼ慣れていないもの同士だった。でも向こうに行ってメジャーの主力が25、6人集まっているようなチーム同士が戦っているのを見ると、もはやザ・MLBという感じですよね。


