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「鎌田大地との関係性」がカギ? W杯日本代表に守田英正が選外だったワケ…2人の“共存”から“二者択一”への変質と「鎌田の重い役割」とは
posted2026/05/18 17:01
しばらく前までは守田(5番)と鎌田(15番)はボランチとシャドーとして共存していたが……守田が本大会メンバーから選外となった意味とは?
text by

佐藤景Kei Sato
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AFLO
北中米ワールドカップに臨む日本代表26人のメンバーリストに、守田英正の名前はなかった。
今回選ばれたボランチは鎌田大地、佐野海舟、田中碧、遠藤航の4人。しかも、そのうち遠藤は15日のメンバー発表時点で、今年2月の左足首負傷により実戦から遠ざかっている。
筆者はメンバー発表記者会見で森保一監督に質問した。「遠藤がまだ負傷からの復帰途上で、ボランチの数が足りないように感じる。これまで呼んできた藤田譲瑠チマ、そしてクラブで好調の守田英正を選ばずに、4人で回せると考えた理由は?」と。
ボランチが4人しかいない理由とは
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指揮官の答えは以下の通りだった。
「鎌田、佐野海舟、田中碧については所属チームでもしっかりとプレーできているので計算ができる。航についてはプレーできていないという部分で、計算が立たないところはおっしゃられた通りで、そのときの対処として状況によってどういう手を打つかはわからないが、板倉滉はディフェンスラインのプレーが多いですがアヤックスで直近の試合をボランチで出ています。瀬古歩夢もセンターバックをやりながら少し前は6番のポジションでプレーすることも多かった。そういう意味ではしっかりカバーできると考えています。かつ、ただポジションを当てはめたわけでなく、チーム力を維持できる、上げていけるだけの選手がそろっていると思います」
現在、代表のダブルボランチのファーストチョイスは、その鎌田と佐野海舟のコンビだろう。昨年10月にブラジルを初めて破り、今年3月にイングランドを撃破した2人が本大会でもベースになるはずだ。アジア最終予選では遠藤と守田がコンビを組み、予選突破以降は田中と藤田のセットも試してきた。しかし、役割がしっかりと整理され、強豪国相手に見事な補完関係を見せた鎌田&佐野海舟が、最終的に指揮官の信頼を勝ち取ったといえる。

