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「できなかったことには理由がある」春大会で“センバツ王者”大阪桐蔭を撃破…あの“岡田彰布も出身”古豪が復活のワケは?「勝負事は逃げたら負け」

posted2026/05/14 06:04

 
「できなかったことには理由がある」春大会で“センバツ王者”大阪桐蔭を撃破…あの“岡田彰布も出身”古豪が復活のワケは?「勝負事は逃げたら負け」<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

春季大阪府大会の準決勝でセンバツ王者の大阪桐蔭を破った関大北陽。最後の夏の甲子園出場は1999年まで遡る

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沢井史

沢井史Fumi Sawai

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Nanae Suzuki

 高校野球の春の大阪府大会。センバツで優勝した大阪桐蔭が準決勝で関大北陽に敗れる波乱があった。近年、大阪桐蔭・履正社の二強に水をあけられていた古豪が躍進を見せたのは、一体どんな理由があったのだろうか。《NumberWebレポート全2回の2回目/最初から読む》

 関大北陽の辻本忠監督にとって、大阪桐蔭、履正社は越えるべき壁。それは監督に就任した14年秋からずっと言い続けてきた。

「大阪桐蔭も履正社も越えるべき壁である中、自分たちがずっと目指していく、大きな目標でもあります。そこを越えることによって彼らの野球人生にも大きな影響が出てくるでしょうし。そういう目標って大事だと思うんです」

 実は辻本監督が就任して公式戦で大阪桐蔭に勝ったのはこの春が初めてではない。

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 ちょうど10年前の2016年。夏の府大会3回戦で対戦し、接戦の末、2-1で大阪桐蔭を撃破している。当時を辻本監督はこう回顧する。

「あの年も春の府大会の準決勝で大阪桐蔭と対戦しているんです。試合はウチが負けたんですけれど(1-5)、確かホームランを2本打たれたんですよね。あの時もウチはエースを投げさせていたんですが、その経験があって夏に対戦した時に向こうの打者のイメージをしやすいところもあったと思いますね」

王者・大阪桐蔭との接戦の歴史

 当時の大阪桐蔭も日本ハムに進んだエース左腕の高山優希ら超高校級の戦力が揃っていた。だが、当時のエースが大阪桐蔭打線を4安打1失点に封じた。

 さらに21年夏の府大会準決勝でも大阪桐蔭を最後まで追い詰める戦いを繰り広げている。終盤に関大北陽が試合を一時はひっくり返し、大阪桐蔭が9回に追いついて延長タイブレークに持ち込んだが、10―12というスコアがいかにも激しい試合だったことを物語っている。

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