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「日本の病院はアンビリーバボー!」ロッテの新外国人ロングが語った“異国で出産&子育て”のリアル「ここで赤ちゃんを育てることができて幸せ」
posted2026/04/24 11:00
夫人のケンダルさんと、愛息のベンジャミンくんと日本の生活や文化を楽しんでいる
text by

梶原紀章(千葉ロッテ広報)Noriaki Kajiwara
photograph by
Chiba Lotte Marines
まだ見ぬ異国の地で出産するか、アメリカに妻を残して一人、旅立つか――。
昨年11月にマリーンズのオファーを受けたサム・ロング投手は難しい選択を迫られていた。夫人がアメリカに残って出産すれば当然、家族などからバックアップを受けられる。第一子ということもあり、周囲からはその選択をすべきだとの声もあった。それでも最終的に選んだのは、ケンダル夫人と一緒に日本に渡り、一緒に過ごす時間を共有しながら出産に臨むということだった。
大学時代からの交際を実らせて…
「家族でいろいろと議論をした。その中でボクはやっぱり夫婦で一緒の時間を作りたかった。(夫人が)アメリカに残って、となると一緒にいる時間が少なくなる。子どもの顔を見られる時間も限られてしまう。何を犠牲にするのかという中で離れ離れになりたくはなかった。もちろん、言語も環境も違うので不安はあった」
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ロングはそう振り返る。
夫人のケンダルさんとは2015年、カリフォルニア州立大学サクラメント校時代の大学3年生の時に知り合った。当時、ケンダルさんは19歳だった。そして2023年に結婚。「子供が欲しいねとずっと2人で言っていた」という中での待望の妊娠だった。だから慎重に判断しながらも夫婦でこの大事な時間を共に過ごすことを最優先事項とした。

