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「日本の病院はアンビリーバボー!」ロッテの新外国人ロングが語った“異国で出産&子育て”のリアル「ここで赤ちゃんを育てることができて幸せ」
text by

梶原紀章(千葉ロッテ広報)Noriaki Kajiwara
photograph byChiba Lotte Marines
posted2026/04/24 11:00
夫人のケンダルさんと、愛息のベンジャミンくんと日本の生活や文化を楽しんでいる
マリーンズとは来日前、カリフォルニアの自宅から何度も連絡を取り合い、話し合いを重ねた。国際グループに家族を生活面で全面バックアップする外国語堪能な女性スタッフがいること。そして過去にブランドン・マン投手(2019年在籍)、マイク・ボルシンガー投手(2018~19年在籍)という、同じように日本で初めて子供が生まれた外国人選手の経験を教えてもらい、安心感は増した。
「これまでの人生で一番感動した瞬間」
病院は20近く候補を探してもらった中から、結果的に過去にマリーンズの外国人選手が利用した実績のある病院を選択した。都内の施設も魅力的だったが、千葉市内の自宅にいる際に突然、陣痛が来ることを想定し、候補から外した。
チームがエスコンフィールドでファイターズとのオープン戦を行っている期間、ロングは一時的にチームから離れた。夫人が出産予定日を迎えたためだ。3月7日午前3時に陣痛が始まり、午後6時に無事に出産した。出産に立ち会ったロングは、ずっと手を握っていたという。一生忘れることのない貴重な時間となった。
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「これまでの自分の人生の中で一番感動した瞬間だった。これを超えることはない。実際に無事に生まれてきた瞬間、涙が抑えられなかった。とめどなく涙が出た」
元気な男の子。名前はベンジャミンと名付けた。
日本の病院は「アンビリーバボー」
ロングは日本の病院のバックアップについて「とてもアンビリバボーだった」と振り返る。
「ものすごく手厚いサポートをしてくれた。アメリカはどこか業務的な部分があるけど、日本は母子ともに献身的なサポートをしてくれる。食事もしっかりと準備してくれていて、とても日本食を気に入っていたよ。大げさかもしれないけど、まるでリゾートホテルのよう。アメリカなら産んだらすぐに退院を余儀なくされるけど、日本はそこから数日、母子ともに面倒を見てくれる。献身的にしていただいた。病院で出される日本食もとてもヘルシーで美味しかったと妻は言っていた。朝は納豆に、海苔に、おみそ汁だよね。ボクも大好きさ」


