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「大谷翔平さんと写真が撮れたら嬉しいですって話したら...」西武の26歳が目にした侍ジャパン激闘舞台裏「あれで結束が高まった」近藤健介のスピーチ 

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市川忍

市川忍Shinobu Ichikawa

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photograph bySANKEI SHIMBUN

posted2026/04/22 11:02

「大谷翔平さんと写真が撮れたら嬉しいですって話したら...」西武の26歳が目にした侍ジャパン激闘舞台裏「あれで結束が高まった」近藤健介のスピーチ<Number Web> photograph by SANKEI SHIMBUN

侍ジャパンの強化試合でヒットを放った仲田慶介

 仲田は2021年のドラフト会議で育成14位で指名された。全体指名の最後の最後、128番目に名前を呼ばれた選手だ。夢だったプロ野球の世界に足を踏み入れたものの、チーム内の生存競争を勝ち抜かなければその先はない。

 その厳しさを肌身で感じ取っていた当時の仲田にとって、小久保監督の言葉はありがたかった。「自分がこの厳しい世界でどう生きていくべきか」という方向性を示してくれた最初の指導者だったのだ。

「内外野両方、それも全ポジションできるように育ててくれたのは小久保監督です。プロは本当に厳しい世界。そこで生き抜くためにも『自分の武器を作ろう』と言ってくださいました」

「目指すべき理想像」牧原から学んだこと

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 サポートメンバーとして参加したなかでは、その牧原と練習を共にする機会にも恵まれた。

「自分がずっと目標としてきた牧原さんと一緒に練習できたのが大きかったです。今回、色々なお話を聞くことができて、やはり自分もユーティリティープレーヤーとして頑張りたいという思いが一層、強くなりました。牧原さんは単にユーティリティーであるだけじゃなくて、首位打者を獲得するほどバッティングもいいですから」 

 技術面では、スローイングのコツについて質問をした。内外野、守備位置に限らず指先に意識を置いてボールを投げる。指先のボールへのかかり具合だけに意識を集中する以外は、脱力するという。その意識をキャッチボールの段階から持ち続けることを実践するようになったと語る。

 ホークス時代の仲田はプロ入り2年目の2023年まで育成契約で、当時、すでに一軍で活躍していた牧原とは顔を合わせるチャンスが少なかった。それが今になって、キャッチボールの相手を務め、じっくりと話を聞く貴重な時間にも恵まれたのだ。牧原と過ごした時間は、自身のプロ野球選手としての理想像の確信を深める貴重な機会となった。〈つづく〉

#3に続く
〈育成14位から這い上がった男〉ソフトバンク戦力外→西武移籍の仲田慶介…ユーティリティープレーヤーの原点と「忘れられない」小久保裕紀監督の言葉
この連載の一覧を見る(#1〜3)

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