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「次は日本ハム新庄がいい」侍ジャパン次期監督問題…元WBC投手コーチが断言「王監督も原監督も兼任だった」ネットの誹謗中傷に苦言「誰もやらなくなる」
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遠藤修哉Naoya Endo
photograph byJIJI PRESS
posted2026/03/29 11:00
侍ジャパン次期監督は誰になるのか? 日本ハム・新庄剛志監督を推す声も
「あの“ラテンのノリ”みたいな明るさ、あれがいい。短期決戦はとにかく雰囲気が大事。選手をリラックスさせ、最高のパフォーマンスを引き出す人心掌握術で、彼の右に出る者はいないでしょう。メディア対応も抜群にうまい。たとえ負けたとしても、彼なら世の中の人をグズグズ言わせないで、次へ向かわせるはずだよ」
野球を熟知し、日米の野球を知り、そして誰からも愛されるキャラクター。今の侍ジャパンが求めるリーダー像は、まさに新庄剛志そのものだと武田氏は考える。
ネットの誹謗中傷に苦言「誰もやらなくなる」
WBCの監督という仕事は、華やかなスポットライトを浴びる一方で、想像を絶する重圧との戦いでもある。大会期間中は、采配の一つ一つが国民的な関心事となり、結果が出なければ容赦ない批判に晒される。
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「今回も、選手たちへのネットでの批判が出ていましたけど、本当にひどいもんですよ。俺はそういった誹謗中傷する人たちに『お前ら、やってみろ』と言いたい。日の丸を背負って戦って“くれている”んだから。それだけで、代表選手はすごいとオレは思う。その選手たちを守るのも、監督の重要な仕事になる」
武田氏の言葉には、日の丸を背負った者だけが知る、その重みと誇りが滲む。
「結局、WBCの監督はみんなやりたがらない。今回の人選だって、何人もの候補者が断った末に井端監督に決まったんだ。それだけ大変な仕事なんだよ」
来年には28年のロス五輪の野球の出場権のかかる「プレミア12」の戦いが待っている。その重圧に耐え、チームを勝利に導くことができるのは誰なのか。監督経験、国際経験、そして何よりも選手たちの心を掴む人間的魅力。次なる侍ジャパンのリーダーには、その全てが求められている。

