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昨夏の王者にセンバツで「まさかの誤算」…沖縄尚学はなぜ初戦で敗れた?「末吉(良丞)以外の選手、全員だと思います」監督が語った“意外な理由”

posted2026/03/20 11:06

 
昨夏の王者にセンバツで「まさかの誤算」…沖縄尚学はなぜ初戦で敗れた?「末吉(良丞)以外の選手、全員だと思います」監督が語った“意外な理由”<Number Web> photograph by JIJI PRESS

センバツ初戦で帝京に敗れた沖縄尚学のエース・末吉良丞

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田口元義

田口元義Genki Taguchi

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 今年も春のセンバツ甲子園が開幕した。開幕戦に登場したのが、昨夏の王者・沖縄尚学だ。末吉良丞と新垣有絃という左右の二枚看板を軸に、一度は全国の頂点に上り詰めたチームは、しかしまさかの初戦敗退という波乱に飲み込まれた。なぜ強力なWエースを擁する王者は初戦で姿を消したのか。そこにはある「意外な理由」があった。《NumberWebレポート全2回の2回目/最初から読む》

全国制覇後…王者の苦難の道のり

 昨夏の甲子園で日本一に輝いた沖縄尚学。

 一方で、その後のチームは順風満帆というわけではなかったという。日本一メンバーの大半が抜け、頼みの綱であるエースの末吉良丞も秋以降は調子を落としていた。

 監督の比嘉公也はこう振り返る。

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「周りの期待に応えたいという気持ちはあったと思います。末吉は『プレッシャーはない』と言うようなタイプなんですけど、球速が135キロも出ない日々が続いていましたからね」

 ただ、そんな低迷期を経て、末吉は「いつも通りにやれば大丈夫なんだ」と、次第に周囲よりも自分に意識を向けられるようになったという。

 自身の映像などを客観的に見ることでピッチングの修正に努め、そして本来の姿に近い状態でセンバツのマウンドに立てた。

【次ページ】 沖縄尚学の“誤算”はどこにあった?

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