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甲子園の風BACK NUMBER
「吉田輝星の弟はどこに?」「えっ、いきなりフィリーズと契約」ドラフト指名漏れ・プロ選手血縁ほか注目の高校球児の進路調査2026<一覧リスト付>
text by

内田勝治Katsuharu Uchida
photograph byAFLO(L)/JIJI PRESS(R)
posted2026/03/19 11:02
フィリーズとマイナー契約を結んだ誉のモレチ・アレシャンドレ投手(左)や、オリックス吉田輝星の弟、金足農・吉田大輝投手(右)ら注目選手の進路を調査した!
九州国際大付(福岡)2年秋から本格的に投手に転向して最速148キロを投じるまでに成長した山本嘉隆投手は仙台六大学の強豪・東北福祉大へ。昨夏の福岡大会、外野シートノックで披露した異次元の強肩は、高校野球ファンを魅了した。
部員10人の坂出(香川)を牽引した四国屈指の強肩・桂健斗捕手は独立リーグの徳島インディゴソックス、天理(奈良)の軟式野球部からプロ志望届を提出した勝又瑠威内野手も独立リーグの山梨ファイアーウィンズからNPB入りを狙う。
メジャー球団から指名を受けた選手もいる。誉(愛知)の147キロ右腕であるモレチ・アレシャンドレ投手はフィリーズとマイナー契約を交わした。2022年ソフトバンク1位のOBイヒネ・イツア内野手に憧れて誉の門を叩いたモレチは、ブラジル人、イタリア人のハーフである父と、日系ブラジル人の母を持ち、194センチ、100キロと恵まれた体格から切れのあるボールを投げ込む。高校野球引退後の昨年10月には飛び級でU23ブラジル代表に選出。パンアメリカン競技大会に出場して銀メダルに貢献した。アメリカンドリームをつかめるか。
甲子園に届かなかった有望選手たちは?
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甲子園に届かなかった有望選手の進路はどうか。愛知県立の高蔵寺に彗星のごとく現れた151キロ左腕・芹澤大地投手は日米スカウトが注目する中、社会人の強豪ヤマハへの入社が内定した。芹澤は昨春、高校日本代表候補に選出され、強化合宿にも参加。坂本慎太郎(東東京・関東第一―中央大)や、西村一毅(京都国際―中央大)、池﨑安侍朗(高知・明徳義塾―NTT西日本)ら好左腕と比べても、直球の質は頭一つ抜けている。2028年のドラフト解禁年が楽しみな投手の一人だ。
プロも早くから注目していた滝川(兵庫)の153キロ右腕、高校通算15本塁打の二刀流・新井瑛太投手、こちらも153キロ右腕の浜田(島根)・山田玲投手、倉敷商(岡山)の143キロ右腕・田邊大登投手は東都1部の青山学院大に入学。リーグ6連覇中の名門で1年春からデビューはあるか。

