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侍ジャパンPRESSBACK NUMBER
「WBCは今回が最後」吉田正尚32歳が断言…右肩手術、ボストンで不遇も「春季キャンプで鋭い打球を連発」記者が目撃した“復活の予兆”とは?
text by

杉浦大介Daisuke Sugiura
photograph byHideki Sugiyama
posted2026/03/02 17:04
今回のWBCを自身で「ラストチャンス」と位置付ける吉田正尚(32歳)
過去、強化試合を含め、日本代表での吉田は25試合で打率.356、3本塁打、29打点とハイレベルの数字を残してきた。2019年のプレミア12、2021年の東京五輪、2023年のWBCと出場した主要国際大会ではすべて優勝に貢献してきた“勝利の使者”でもある。そして、2度目のWBCを前に、吉田は気になることを述べていた。32歳で迎える今大会が、自身にとっては節目の大会になるかもしれないという思いである。
「WBCに関しては年齢的にも最後だと思っています。ラストチャンスかなと……。この大会は(自分だけではなく)選手全員が中途半端には考えていないはずです。日の丸を背負って聞く国歌というのは独特ですからね。日本国民として本当に痺れます」
実際には次回大会でも勝負強いバットが重宝される可能性は十分にあるが、吉田は不退転の決意を持って臨んでいるということ。だとすれば、なおさら負けられない。日本の2連覇に貢献するという意気込みだけを胸に、32歳の“ラストサムライ”は“ラストチャンス”のフィールドに立つ。そして、ここでいい結果を出すことは、メジャーでのキャリアにも間違いなくポジティブな影響を及ぼす――吉田正尚にとっては今回のWBCは野球人生の1つのハイライトであり、大きなターニングポイントにもなり得るかもしれない。〈全2回/前編から読む〉

