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「村上の調子が悪いらしい」合流前の侍ジャパンにも“噂“が「WBCの不振は何だった?」村上宗隆が挑んだ「進化の過程」1カ月後の“答え合わせ”
posted2026/04/24 12:08
5試合連続ホームランを放つなど絶好調。WBC時の不振はなんだった?
text by

山田結軌Yuki Yamada
photograph by
Getty Images
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メジャーデビューから3試合連続本塁打。4月21日(日付は全て現地時間)のダイヤモンドバックス戦では4試合連続となるホームランを放った。村上は、メジャーのルーキーイヤーを順調にスタートした。
ABS(自動ボール・ストライク判定システム)の恩恵を受けてストライクゾーンの把握が進み、四球を選ぶ選球眼がある。しかし、ここまで苦しんできたことがある。日米の大きな違いであり、最大のテーマでもあるタイミングだ。
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「11月から取り組んできたこともあります。こっちに来てレベルが上がってスピードボールにも対応できるか、できないかというのを(メディアやファンの)皆さんは思っている。僕もその課題にはすごく向き合ってきたつもりですし、そうだなと思ってきた。これが正解か分からないですけど、しっかり準備はしてきたかなと思います」
最大のテーマとしてきた「タイミング」
かつて日本選手は、広い外角のストライクゾーンを意識するあまり、ボールゾーンにまで手を出して凡打を重ねるケースが目立った。しかし、村上は日本時代から、ほとんどストライクゾーンの意識を変化させることなく打席に立っている。だからこそ、最大のテーマであり、順応が必要なことはタイミングだった。
キャンプから、右足の上げ幅を小さくしたステップでスイングを繰り返した。ライブBPでの打席では、スタンスを広げたノーステップ打法で臨んだ日もあった。WBCのため、アリゾナ州のキャンプ地を離れるまで、ライブBPとオープン戦で本塁打はなかった。傍目には「不振」とみえた村上の新打撃フォーム。「村上の調子が悪いらしい」という噂は、アリゾナから日本で合宿を張る侍ジャパンのメンバーや、他の日本人メジャー選手にも伝わっていたという。
