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アントニオ猪木が愛した熊本“伝説のビアホール”「猪木さんは優しかった」91歳マスターの追憶…死去の前に“2度の電話”「ああ、間違っちゃった」
text by

原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2026/02/20 11:03
アントニオ猪木のブロンズ像を手に微笑む熊本市「ビア・ホールMAN」の村田善則マスター(91歳)
棚橋弘至も来店「マスター、僕とタッグ組みましょう」
この日は棚橋弘至も姿を見せた。「会えてよかった」とマスターが棚橋を歓迎した。
「マスター、僕とタッグ組みましょう。僕がハイフライフロー決めて、マスターどうぞって」と棚橋が言う。
「おーい、ビールくれ!」
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マスターが澤田さんに声をかけた。
棚橋が最初に店に来たのは1999年頃、マスターに「すごくいい体しているね。裸になれ」と言われて裸になった。そして、棚橋もブロンズ像になった。
「よくできているでしょう。シリコンゴムで作るんだけれど、外で作っているから冬は寒くてね。固まるから電気ストーブ点けてね」
マスターは笑って言った。
「夢があるんです。銀座にライオンっていうビアホールあるでしょう。宝くじが当たったら、あんな広いのは無理だけれど100人くらい座れるビアホールを熊本に作りたいんです。円形のカウンターがいいね、中心から全部見渡せる。そこでみんなにビール注いでね」


