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「ロコ・ソラーレとはカラーが違う」石崎琴美が語るフォルティウスの“本当の強さ”…敗退危機のカーリング女子「崖っぷちだからこそ」現地解説者がエール
text by

曹宇鉉Uhyon Cho
photograph byTsutomu Kishimoto/JMPA
posted2026/02/16 19:20
固い絆で結ばれたカーリング女子日本代表・フォルティウスのメンバー
石崎 おそらく強いチームとやるときのほうが、集中力が高まると思うんですよ。カーリングに入り込めるというか。これは個々人で違うかもしれませんが、一戦必勝のつもりでいても、どうしても「ここで勝っておかなきゃ」と頭で考えてしまう。たとえばデンマーク戦がそうですし、アメリカや韓国も、「勝っておきたい相手」でした。対して、スイスは世界のトップにいる相手なので、向かっていける。メンタル面での違いは出てきますよね。やっぱりみんな、スイス戦では覚悟が決まった“いい顔”をしていましたから。それでもなお、どの相手でも同じようにメンタルの準備をして、相手じゃなくその日のアイスと向き合うのが理想的ではあると思います。
――16日にはスイスと並ぶ強豪カナダとの試合があります。
石崎 さっきの話を踏まえると、カナダはやりやすいと思います。強いチームだとわかりきっているので。むしろイタリアや中国、イギリスのほうがやりにくいかもしれません。
石崎琴美が知る「フォルティウスの本当の強さ」
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――フォルティウスの選手たちの振る舞いで、石崎さんの印象に残ったシーンはありましたか?
石崎 スイス戦で勝ったあとに、吉村(紗也香)選手の今大会初めてというくらいの笑顔が見られて、それがとても印象的でした。やっぱり勝てばチームは明るくなりますよね。あとは小谷(優奈)選手が伸び伸びとプレーしているなと感じます。喜んだり、悩んだり、感情がいちばん表に出ているなと(笑)。フォルティウスはすごく真面目なチームで、もちろんそれはいいことなんですけど、せっかくの五輪なので、もうすこし元気に、この舞台を楽しんでもらえたらなと思います。
――石崎さんも選手として何度も対戦されていますが、あらためてフォルティウスのチームとしての特長はどんなところにあるのでしょう。

