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「サラは礼儀正しさの典型」英BBCが高梨沙羅17歳に驚いた日…五輪での“悲劇と喜び”「涙の失格後に小林陵侑からハグ」「4年前の自分を見返す」
posted2026/02/17 06:01
4度目の五輪を終えた高梨沙羅。北京五輪で得られなかった団体でのメダルを手にした
text by

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Tsutomu Kishimoto/JMPA
高梨16歳に英BBC「礼儀正しさの典型」
<証言1>
鳥みたいに飛ぶのが楽しくて。それくらい好きなんです。
(高梨沙羅/Number臨時増刊号 2013年3月23日発売)
◇解説◇
2月15日に行われたスキージャンプ女子ラージヒル、高梨沙羅は風の影響を受けて16位に終わり、今五輪の舞台を戦い終えた。とはいえ2014年ソチ五輪から足掛け4大会連続となる大舞台への登場を果たした実績は、長年にわたって冬季スポーツの第一人者だったことを証明している。
自身にとって五輪初出場だった2014年ソチ大会を前に、英公共放送「BBC」は高梨へのインタビューを実施している。当時17歳の高梨は、通訳を通して競技に打ち込む姿勢についてこのようなコメントを残している。
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「もう少し身長が高かったら、と思うことはありました。だけど人は生まれ持った資質を変えることはできません。だから私は自分自身が持っている能力を最大限発揮できるように、一生懸命努力しています」
BBCは高梨について「礼儀正しさの典型のような人物」とも表現している。2013年に応じてくれたNumber誌のインタビューで高梨は「鳥みたいに飛ぶ」ことが楽しいとも語っていた。その真摯さは不変のまま、五輪の舞台に立ち続けてきている。
ジャンプが好きな気持ちは、誰にも負けない
<証言2>
4年前の自分を見返してやりたい、ただただその気持ちでやってきました。
(高梨沙羅/Number945号 2018年2月1日発売)
◇解説◇
W杯総合優勝という華々しい活躍もあって、世界的な注目を集めて臨んだソチ五輪だったが——風に恵まれないなどの不運もあって4位。金メダル候補として大きく注目される中で、表彰台にも立てなかった。高梨はこのように回想したことがある。

