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「衝撃の引退報道」その後…侍ジャパン合流のダルビッシュ有「契約破棄イコール引退ではない」「復帰を断言しない」曖昧表現の裏にある野球への思い 

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山田結軌

山田結軌Yuki Yamada

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posted2026/02/15 06:00

「衝撃の引退報道」その後…侍ジャパン合流のダルビッシュ有「契約破棄イコール引退ではない」「復帰を断言しない」曖昧表現の裏にある野球への思い<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

侍ジャパンのアドバイザーとして選手からの信頼も厚いダルビッシュ(写真は2023年宮崎合宿)

 ちなみに引退を報道したエイシー記者は、ダルビッシュと通訳を介さずに英語で直接やり取りする数少ない米メディアの記者だ。英語が堪能なダルビッシュとて、細かなニュアンスで誤解を生まないために会見など公式の場では必ず堀江慎吾通訳に英訳を任せている。その上でエイシー記者とは、ときに通訳を挟まずに会話する。それだけ、ダルビッシュにとって信頼する記者の1人といっていい。

引退報道への“伏線”

 引退報道への“伏線”はあった。エイシー記者をはじめ、地元の米メディアは昨季からダルビッシュの健康問題をたびたび指摘。MLB.COMは昨年7月、「球団はシーズン30先発以上を見込んでいない」などと掲載し、健康を不安視する旨の報道を続けた。先発としてフルシーズンを投げるよりも、経験豊富な右腕がポストシーズンに合わせて状態を上げてもらうことがチーム方針だ、という趣旨だ。米メディアは、球団幹部や首脳陣はダルビッシュの右肘を含む健康問題を把握しており、2028年まで残る契約期間を全うできるか疑念がある、という論調で伝えていた。

 かくしてダルビッシュは、2026年を迎える前にインターナルブレース(人工靱帯)を使った右肘の修復手術を受けた。そして今、なぜベテラン右腕は2028年まで残る契約を破棄する話し合いを行なっているのか。背景にはダルビッシュのパドレスに対する思いと、プロフェッショナルとしての仕事哲学がある。〈つづく〉

#2に続く
ダルビッシュ有「投げないならお金は受け取れない」アメリカ人には分からない“これぞ侍”仕事の流儀「自分の報酬を強化資金に」どデカいチーム愛

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