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「マラソンといえば原軍団という形に…」青学大・原晋監督が明かした“次なる野望”の中身《別大マラソン3位》黒田朝日と描く「2時間3分台」の青写真 

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酒井俊作

酒井俊作Shunsaku Sakai

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posted2026/02/04 11:04

「マラソンといえば原軍団という形に…」青学大・原晋監督が明かした“次なる野望”の中身《別大マラソン3位》黒田朝日と描く「2時間3分台」の青写真<Number Web> photograph by NumberWeb

別大マラソン後の黒田朝日(左)、宇田川瞬矢(右から2人目)ら青学勢と原晋監督。箱根駅伝の絶対王者を率いる名伯楽の次なる野望は?

 つまり、魔法とは「トレーニング効果」に他ならない。原は“練習メニュー”としての箱根駅伝がもたらす効果を力説する。

「もちろん、みんな箱根駅伝にピークを合わせます。箱根駅伝は21kmぐらいの距離ですけど、アップダウンがあり、往路を走る選手は30kmぐらいのレースに出ている感覚です。(1kmを)ハイペースの2分50秒ぐらいで突っ込むから、マラソンの3分や2分59秒ペースというのは30kmまではジョギング感覚。青山学院大は『準マラソントレーニング』を選手たちが1年かけて継続しているので、1カ月の流れのなかでも走ることができるんです」

 マラソントレーニングは脚力を強化してスタミナを養う走り込みと、心肺を追い込んでレーススピードを磨くスピード練習に大別される。これらを掛け合わせて、スピード持久力へと昇華させていくわけだが、箱根駅伝を走ること自体が究極のスピード持久力強化の練習になっているのである。

マラソン挑戦に「箱根駅伝を活かす」システム

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 原は練習と休息のバランスに気を配りつつ、箱根駅伝の「トレーニング効果」が消えないうちにマラソンを走るメリットに着眼した。着想を自在に展開させていく思考もまた、指導者である原の大きな特長だろう。

 黒田は箱根駅伝の疲労を残したまま、別大マラソンで2時間7分3秒の好タイムをマークした。師匠は大エースの走りに目を細めつつ、青写真を披露する。

「彼の持っているポテンシャルを100%出せば、(この先)2時間3分台も、僕はあると思う。いま、日本記録は2時間4分55秒。そんなん更新するのは当たり前。3分台の領域に入る選手を、いち早く我がチームから複数名、作っていきたい。黒田が自己ベストを狙うのは、今度は海外です。ベルリンマラソンを、どこかのタイミングで狙わせたい」

【次ページ】 ベルリンで2時間3分台→ロス五輪という野望

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