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「天才」「エリート」世間の賛辞には戸惑うが…“19歳離れ”した日本代表新星MFの自己コントロール術「考えても無駄、と」「監督も人間なので」 

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ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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photograph byMasashi Hara/Getty Images

posted2026/01/19 17:03

「天才」「エリート」世間の賛辞には戸惑うが…“19歳離れ”した日本代表新星MFの自己コントロール術「考えても無駄、と」「監督も人間なので」<Number Web> photograph by Masashi Hara/Getty Images

北中米W杯メンバー入りも期待される佐藤龍之介は、現在U-23アジアカップで活躍している

 スポーツ界の専門用語でいえば「パーキング」に近いものかもしれないが、現実に打ちのめされないようにするため、一時的に“邪道な”思考をすることにした。もちろん、そこには明確な理由があった。

「極端な話、監督も人間なので、好き嫌いもあります。なぜ試合に出られないかと悩んだところで良いことは何もないなとも思えていたし。だからこそ、『自分で変えられるところ』に力を注いで頑張ろうと当時は思っていました」

冗談交じりで「俺を使ってくれない人たちは…」

 人間には「自責思考」と「他責思考」の2タイプがある。佐藤は、自責思考の持ち主だ。壁にぶち当たったときに、周囲や環境への愚痴ばかりをこぼす人間ではない。自分に矢印を向け、考えられる。

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 ただ、同時に自分にはコントロールできることと、できないことがあり、コントロールできないことにも「仕方がない」と考えられる成熟さを佐藤は身につけていた。だから、試合に出られない状況で、あえて悩みすぎないように、冗談まじりで自分に言い聞かせることもあった。

「俺を使ってくれない人たちは、センスないな」

 言うまでもなく、つきつめて考えれば試合で使ってもらえないのは自分の力が足りないから。それを前提とした上で、当時の状況にフラストレーションをためないように気を付けていた。

 それは何故か?

 自分の力だけで変えられるところ、つまり、自分が成長するための取り組みに全精力を注ぐためだった。では、この時期の佐藤は、試合に出られないなかで、何をしていたのだろうか――。

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#3に続く
「お先真っ暗とは…」日本代表“ロス五輪世代の10番”佐藤龍之介が高2でプロ→挫折で得た武器とは「得点王もMVPも。勝利につながるなら」
この連載の一覧を見る(#1〜3)

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