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青学大の勝因は「原晋監督の“合わせる力”」昨季キャプテン田中悠登が語る強さの理由と、亡き後輩との“深い絆”「毎晩お風呂で夢を語り合って…」
posted2026/01/12 11:00
昨季、青学大のキャプテンとして総合優勝に導いた田中さん。箱根では9区を駆けた。現在故郷でアナウンサーとして勤務する田中さんが開催へ奔走する、亡き後輩のためのあるイベントとは?
text by

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Kiichi Matsumoto
「一番は、やっぱり(原晋)監督の合わせる力かなと思います。出雲と全日本は手を抜いているわけじゃないんですけど、年間のスケジュールはしっかりと箱根に合わせています」と田中さんは青学の強さの源泉を語る。
「箱根が近づいてくると自分もそうだったんですけど、選手の体がグッと絞れてきて、走りも変わります。監督の箱根に合わせる力と選手の集中力、勝ちたい執念が掛け合わさって、青学の強さが生まれているのかなと思います」
個性派揃いの「最強4年生」の主将として
昨年「最強」と言われた、鶴川正也、太田蒼生、若林宏樹、野村昭夢、白石光星ら4年生は「本当に個性派揃い」だったという。
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キャプテンとして、そんなチームをまとめるためにユニークな取り組みも行っていた。体調管理の意識を高めるため「手洗い、うがいをテーマにした川柳」コンテストを開催。金賞は鳥井健太の「大手町 笑うためには 金(菌)取ろう」だった。
さらに箱根駅伝前に「外出禁止」を提案。「100%の力を出すためには体調管理が欠かせない」とチーム全体で話し合った。ミーティングは紛糾したが、「みんなで決めたからこそ、全員で徹底して守ることができた。これができるのも青学の強さかなと思います」と振り返る。
そんな田中さんは現在、昨年21歳で亡くなった後輩・皆渡星七さんの思いを引き継ぐ「ななつぼしマラソン」の開催準備を進めている。皆渡さんとは「学部もゼミも、各自ジョグも一緒で。毎晩お風呂で、将来の夢を語り合いました。とにかく気が合うので、なんでも話ができて、気を許せる後輩でした」と深い絆を持っていた。
この大会の開催を誓い、昨年9月には一人で福井県縦断100キロを走破。「しんみりする大会にはしたくない」と用意に奔走する。皆渡さんへの思い、アナウンサーを選んだわけ、昨年の優勝秘話、そして後輩キャプテン・黒田朝日への賞賛まで、本編では田中さんの激白のすべてが描かれている。
〈つづく〉
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
