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朝倉未来「意識が飛んでた」頭蓋骨で瓦割りをするように…“恐怖のパウンド連打”シェイドゥラエフ「簡単な試合だった」痛感した“強さの質”の違い 

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布施鋼治

布施鋼治Koji Fuse

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photograph byRIZIN FF Susumu Nagao

posted2026/01/05 11:01

朝倉未来「意識が飛んでた」頭蓋骨で瓦割りをするように…“恐怖のパウンド連打”シェイドゥラエフ「簡単な試合だった」痛感した“強さの質”の違い<Number Web> photograph by RIZIN FF Susumu Nagao

バックマウントをとり、朝倉未来に強烈なパウンドを打ち下ろすラジャブアリ・シェイドゥラエフ

 豪快な投げ技を連発した理由について、シェイドゥラエフは「会場がより盛り上がるように、迫力のある、素晴らしいパフォーマンスを見せたかった」と説明した。

 レスリングにおいて、反り投げ系の大技は実力差がないと決まりにくい。一方MMAでは、重心が打撃シフトの相手は投げやすいという側面はある。シェイドゥラエフは「朝倉はレスリング力が足りない」とも語ったが、いずれの要因も重なったうえでの投げだったのだろう。とはいえ、朝倉のテイクダウンディフェンス能力が決定的に欠如しているわけではなく、むしろ「腰が重い」とされている選手ではあっただけに、見る者に与える衝撃は大きかった。

朝倉未来「意識が飛んでた」恐怖のパウンド連打

 密着したままテイクダウンをとり、バックマウントから30発以上のパウンドを打ち込んだフィニッシュの場面は壮絶だった。そのほとんどはフック系の軌道だったが、側頭部を狙いすまし、まるで朝倉の頭蓋骨で瓦割りをするように打ち下ろしたストレートも含まれていた。

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 翌日に配信したYouTubeで、朝倉はシェイドゥラエフのパウンドの破壊力と精度の高さに驚きを隠さなかった。

「耳の後ろをめっちゃ殴られたので、たぶん試合中は意識が飛んでたと思う」「パウンドが今まで味わったことのない威力で、毎回意識が飛びそうになった」

 耳の後ろへの打撃は三半規管の機能を低下させ、平衡感覚を狂わせる効果がある。それをわかったうえでシェイドゥラエフはパウンドを打ち続けたのだ。

 側頭部だけでなく、顔面への殴打も含まれていた。結果的に朝倉は眼窩底骨折の重傷を負った。

「終わったあとはずっと気持ち悪かった。眼窩底が折れていると気持ち悪さがあるんですよね。救急車で(救急病院に)連れていってもらったんだけど、ブレーキをかけられるたびにずっと吐きそうだった。寝ていると気持ち悪くなるので、ずっと座っていました」

【次ページ】 シェイドゥラエフの“強さの質”の違い

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