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朝倉未来「意識が飛んでた」頭蓋骨で瓦割りをするように…“恐怖のパウンド連打”シェイドゥラエフ「簡単な試合だった」痛感した“強さの質”の違い 

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布施鋼治

布施鋼治Koji Fuse

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photograph byRIZIN FF Susumu Nagao

posted2026/01/05 11:01

朝倉未来「意識が飛んでた」頭蓋骨で瓦割りをするように…“恐怖のパウンド連打”シェイドゥラエフ「簡単な試合だった」痛感した“強さの質”の違い<Number Web> photograph by RIZIN FF Susumu Nagao

バックマウントをとり、朝倉未来に強烈なパウンドを打ち下ろすラジャブアリ・シェイドゥラエフ

シェイドゥラエフ「もっと早く止めると思った」

 筆者が「パウンドは何発目くらいに自分が勝ったという確信があったか?」と訊くと、シェイドゥラエフは迷うことなく答えた。

「パウンドをしている最中に勝利を手中に収めたとは思わなかった。この状態から、彼がもしかしたら立つかもしれない。そう考えながら打撃をしていました」

 巷で「止めるのが遅かったのでは?」と論議されることになったストップのタイミングについて、シェイドゥラエフは「レフェリーがもっと早く止めると思いました」と語っている。ほんの数秒のレベルながら、個人的にもそう思う。とはいえ、意識を失いかけながらも抵抗を試みていた朝倉の覚悟や、大晦日のメインイベントであることを踏まえると、レフェリーにとって難しい判断だったことは否めない。

試合後はノーサイド…キルギス訪問プランも

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 朝倉はYouTubeの動画の中で、シェイドゥラエフが住むキルギスまで出稽古に行くプランを口にした。シェイドゥラエフからの「キルギスで一緒にトレーニングしましょう」というエールを受けた格好だ。

 ふたりには、試合決定前に朝倉のジムメイトがキルギスのシェイドゥラエフのジムを訪れ、のちにその素性を知ることになったシェイドゥラエフが朝倉を「ヤギ」とののしった因縁があった。キルギスにおいてヤギは“裏切り者”を意味するという。だが、この“スパイ疑惑”は朝倉もまったく関知していない話だったようで、試合後に本人に謝罪したことを明かしている。

「シェイドゥラエフは本当にいいヤツで、『キルギスに来てね』って言ってくれた。高地トレーニングしにいきますか」

 闘い終わってノーサイド。誤解を完全に解くためにも、キルギス訪問はいい機会かもしれない。

 2026年、朝倉は34歳になる。現役として残された時間はそう長くはない。一度引退宣言をしたときと同様、朝倉未来は再び正念場を迎えている。

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