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岡山の公立進学校→国立大の異色選手が“阪神からドラ3”指名のナゼ…高校は1日45分の練習も大学で50m5秒82“まさかの覚醒”「無名中の無名」選手の正体は?
posted2026/02/06 06:00
昨秋のドラフトで阪神から3位指名を受けた筑波大の岡城快生。高校は岡山の公立進学校で、野球では全くの無名選手だった
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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JIJI PRESS
データと「根性系」が共存する異色の野球環境
「筑波でやったから今の自分がある。他の大学だったらここまで成長できていない」
昨年、阪神からドラフト3位指名を受けた岡城快生は、そう感慨深く語る。
筑波大学野球部の特徴は、高度なICT(情報通信技術)の活用だ。ピッチャーはラプソードを置いてスピードを測定し、バッターはグリップにセンサーを装着してスイングデータを収集する。
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岡城も「自分の感覚ではバットが振れているのに数字がよくないとか。逆に感覚がよくないのに数字が出ていたり。体の状態と打球の感覚を主観的に見たり客観的に見たり」と、データを活用した練習の効果を実感している。
筑波大野球部の約150人の部員のうち、野球推薦は3人ほどしかいない。
甲子園常連校出身者もいるが、そのほとんどは普通の公立高校出身者だ。そして興味深いことに、2年生を終えると約半分が選手を退いてコーチやトレーナーなどのスタッフに回る。
「学年ごとにみんなで話し合って、俺はそうするわ、と当事者は覚悟を決める。15人ほどが選手のサポートに回ります」と岡城は説明する。
「スタッフの下支えがあって選手は彼らのために頑張る。それが筑波の伝統、文化です」と岡城は力強く語った。国立大という異色の環境で育まれた独自のチーム文化が、岡城をドラフト3位の有望株へと成長させた背景にはある。
岡城自身の評価もドラフト直前まで、まったくの無印状態だった。
では、果たしてプロの評価を勝ち取った岡城にはどんなバックボーンがあったのか。また、スカウトたちは彼のどんなポテンシャルを評価したのか――。その詳細は、本編記事で詳しく描かれている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
