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ポストシーズン出場で得た経験と苦み。カブスの日本人コンビが雪辱を誓う。
posted2025/11/18 09:00
地区シリーズ第5戦。同点弾を放ち喜びを爆発させた鈴木誠也
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四竈衛Mamoru Shikama
photograph by
Getty Images
戦いを終えた2人は、悔しさをかみ締めながらも、顔を上げた。
地区シリーズで敗退したカブスのクラブハウス内で、鈴木誠也はメジャー4年目を落ち着いた口調で振り返った。
「ポストシーズンに出られたことが、僕の中ではすごく良かった。初めての経験でしたけど、すごく楽しかった。またここに戻ってきたい。よりワールドシリーズにも興味が出ました」
今季は、球宴までに25本塁打、77打点を積み重ね、一時はタイトル争いにも食い込んだ。ところが、8月以降は快音が途絶え、1カ月半以上、ノーアーチの時期が続いた。それでも、最後の4試合で5本塁打と巻き返し、自己最多の32本塁打、103打点でフィニッシュした。
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