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「だって今年の候補の中では…」佐々木麟太郎“ドラフト2球団から1位指名”敏腕スカウトが明かしていた「本当の評価」…まさかの競合指名のワケは?
posted2025/10/23 18:45
ドラフト会議でソフトバンクとDeNAの2球団から1位指名を受けたスタンフォード大の佐々木麟太郎。交渉権はソフトバンクが得たが…?
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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Getty Images
高校時代に140本ものホームランを記録した"怪物"が今年から指名対象となった。記者自身も佐々木の「衝撃のホームラン」を何度も目撃している。
花巻東1年秋の明治神宮大会。神宮球場の内野席を埋めた観客は、すべて彼のホームランを見に来た人ばかり。そんな中で、当たり前のように放り込んだ大放物線。さらに高校3年夏の大会直前の愛知県招待試合では、右中間、左中間へどれも「打った瞬間!」の3弾を放ち込んだ。
プレーヤーとして怪物級のバッティングの才能を持ちながら、会って話してみれば、なんともソフトで、フラットで、難問には時間をかけて言葉を選びながら話す理知的な青年だ。
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「麟太郎選手がアメリカ留学した理由は、もちろん、メジャー挑戦が第一なのでしょうが、それだけなら大学の選択はほかにもあったでしょう」
球団関係者の中からそんな声もあるように、野球以外の進路により大きな価値を見いだす可能性も指摘されている。
佐々木麟太郎の「本当の評価」とは?
そんな中で、今回のドラフト指名の可能性について尋ねると、多くのスカウトの方からは「うーん……」という長考からはじまる反応が返ってきていた。そのポテンシャルに疑いはない。だが、その一方で懸念もある……という感じだろうか。
「体型的に内角はちょっと苦しいかなって場面もありますよね。ポジション的にも、どうしても限られますし」
そんな指摘をする関係者がいたのも事実だ。
だが、あるベテランスカウトは「麟太郎君の指名、あるんじゃないですか」と断言した。そして、こんな評価を教えてくれた。
「だって、今年の候補の中では――」
果たして、様々なリスクを踏まえたうえで「1位競合」にまでなった佐々木の「本当の評価」とはどんなものだったのか。その詳細は、本編で描かれている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
